湯治宿とふつうの温泉旅館を分けるのは、建物の中に「旅館部」とは別の棟があるかどうかだ。大沢温泉には樹齢200年以上の木を使った「自炊部・湯治屋」があり、酸ヶ湯温泉は139室を旅館棟と湯治棟に分けている。後生掛温泉、東鳴子温泉 旅館大沼、湯川温泉 髙繁旅館も同じ造りを保つ。台所と洗濯機があり、食事は自分で用意する。だから一泊ではなく、五泊、十泊という単位で泊まれる。
ここでは全国12道県から21軒を選んだ。自炊部を持つ宿、療養泉に長く浸かる宿、ぬる湯や冷鉱泉に体を慣らす宿という3つの型に分けて整理している。泉質・pH・源泉温度・かけ流しの別は、各施設の個票ページで確認できる。
この記事でわかること
- 湯治が短期の温泉旅行と何が違うのか、宿の造りから見た定義
- 自炊部・療養泉・ぬる湯という湯治宿3つの型と、それぞれの入り方
- 全国12道県21軒の個票ページ(泉質・pH・源泉温度つき)
- 営業期間・予約方法・混浴など、長逗留の前に確認すべき点
湯治とは——同じ湯に連泊して体を慣らす滞在
湯治は、療養を目的に同じ源泉へ繰り返し入る滞在を指す。観光として一泊するのとは、宿の使い方も費用の構造も違う。
制度としての裏づけもある。昭和29年(1954年)、青森の酸ヶ湯温泉は群馬の四万温泉、栃木の日光湯元温泉とともに国民保養温泉地の第1号に指定された。温泉地を保養の場として国が位置づけた最初の3か所に、八甲田山中の湯治場が入っている。
湯治場の言い伝えも、療養の場であったことを物語る。秋田の後生掛温泉には「馬で来て足駄で帰る後生掛」という古い謳い文句が残る。宮城の鎌先温泉は「傷に鎌先」「奥羽の薬湯」と称され、正長元年(1428年)に農夫が鎌の先で地面を突いて湯を掘り当てたという開湯伝承を持つ。山形の滑川温泉は宝暦13年(1763年)、米沢藩上杉家の許しを得た笹木正直が湯治場として開き、以来14代にわたって福島屋が湯守を務めてきた。
ただし温泉は薬ではない。各泉質に対して環境省の適応症が定められており、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性などが挙げられている。治癒を保証するものではないため、持病がある場合は事前に医師へ相談したい。
湯治宿の3つの型
型1: 自炊部を持つ宿
台所を借りて自分で煮炊きする、いちばん古い形の湯治だ。岩手の大沢温泉 自炊部・湯治屋は、洗練された同一敷地内の旅館「山水閣」とは別に、樹齢200年以上の建物をそのまま使う棟を湯治客に開いている。宮城の東鳴子温泉 黒湯の高友旅館は、道路側の本館が旅館部、昭和52年に増築された「52年館」が自炊部の湯治棟という構成だ。
設備の中身は宿ごとに差がある。山形の肘折温泉 若松屋村井六助は自炊用の調理設備を2か所とコインランドリーを備える。鹿児島の川内高城温泉 竹屋旅館 本館は、食器類・冷蔵庫・コンロ・電子レンジ・洗濯機・洗面台をそろえた共用の炊事場を持つ。岩手の夏油温泉観光ホテルは食事の提供そのものがなく、素泊まりと自炊に特化した宿として2025年10月3日に営業を再開した。
関西と九州にも自炊湯治は残っている。和歌山の南紀白浜椿温泉 旅館しらさぎは、関西では数少ない自炊湯治に対応する宿として知られる。鹿児島の吹上温泉 中島温泉旅館は本館1階に自炊専用客室を3室持ち、自炊道具を無料で貸し出す。長野の小谷温泉 山田旅館も、湯治場としての伝統を守って自炊と長期滞在に対応している。
型2: 療養泉に体を慣らす宿
強い成分の湯へ、時間をかけて体を慣らしていく型だ。秋田の玉川温泉はpH1.2の強酸性泉で、「大噴」と呼ばれる湧出口から毎分9,000リットルが噴き出し、幅3メートルの川となって流れる。明治18年(1885年)に湯治場として開かれ、以来140年以上、全国から長期滞在の客を集めてきた。
青森の酸ヶ湯温泉はpH1.8。総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」は畳160枚分にあたる約260平方メートルの広さで、柱が一本もない。浴室内には「熱の湯」「四分六分の湯」「冷の湯」「鹿の湯滝」と4種類の源泉があり、温度も湯の性格も違う。
福島の微温湯温泉 旅館二階堂の湯は、浴室に掲げられた分析書で「酸性-含鉄(Ⅱ,Ⅲ)-アルミニウム-硫酸塩泉」とされる。pH2.9、源泉温度31.8℃という明礬緑礬泉で、古くから眼病の湯として知られてきた。享和3年(1803年)に二階堂家が湯の権利を取得して湯治客を迎えたのが宿の始まりで、茅葺屋根を残す3棟は2017年に国の登録有形文化財となった。
型3: ぬる湯・冷鉱泉に長く浸かる宿
熱い湯に短く入るのではなく、ぬるい湯に長く浸かる型もある。山梨の西山温泉 元湯 蓬莱館は源泉温度34〜38℃、pH9.1のアルカリ性で、動力を使わない自然湧出の湯だ。自炊設備を備えた湯治専用室があり、食事付きと自炊のどちらでも長期滞在に対応する。
岐阜の湯屋温泉 奥田屋の源泉は15.4℃の冷鉱泉である。成分総計6,451mgのうち遊離炭酸が1,947mgを占める高濃度の炭酸泉で、湯口では無色透明でピリッとする湯が、浴槽では黄褐色の濁り湯に変わる。熱交換で加温はするが加水はしない。
北海道の二股らぢうむ温泉には自炊施設がない。それでも和室53室・総定員130人の規模で、長期滞在の湯治客を受け入れてきた。敷地には炭酸カルシウムが堆積した巨大な石灰華ドームがあり、1965年に北海道の天然記念物に指定された。
掲載した21軒の選び方
条件は3つある。
- 宿泊できること。日帰り専用の施設は入れていない。長逗留が主題なので、泊まれない湯は対象外とした
- 自炊部・湯治部を持つか、湯治場としての歴史がデータに残っていること。説明文に「湯治」の語が出てくるだけの宿は外し、宿そのものの自炊設備・長期滞在プラン・湯治場としての由来が確認できるものに絞った
- 一つの地域に偏らせないこと。東北に湯治宿が集中するのは実態だが、北海道・関東以西・九州からも収録し、12道県に散らした
結果は21軒になった。番号順は、宿泊予約サイトでの取り扱いの広さを目安にしている。ただし掲載があっても実際には予約が通りにくい宿もあるため、後述の「泊まる前に確認すべき4点」に目を通してほしい。
1. 酸ヶ湯温泉(青森県青森市)

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 07:00 - 18:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 07:00 - 20:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:00 - 18:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 16:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 18:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 - 14:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:30 - 14:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00 - 16:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 07:00 - 19:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 - 20:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:30 - 19:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 06:00 - 21:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 07:30 - 20:20 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 - 14:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 17:00 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00 - 17:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
湯治宿に泊まる前に確認すべき4点
営業期間——通年でない宿がある
山中の湯治宿は冬季に閉まる。福島の微温湯温泉 旅館二階堂は4月下旬から11月下旬までの期間営業で、冬は休業する。アクセスする県道126号は狭い道で、一部に未舗装や通行止めの区間が生じることがあり、公共交通の便も宿の送迎もない。標高920mの一軒宿へは自分の車で入ることになる。
予約方法——オンラインで取れない宿がある
宿泊予約サイトに載っていない湯治宿は珍しくない。東鳴子温泉 黒湯の高友旅館は、オンライン旅行会社経由の宿泊予約ができず、電話も繋がりにくい状態が続いている。公式サイトも現在は残っていない。加えて源泉の不調により、利用できる浴室が黒湯・ラムネ風呂・ひょうたん風呂の3つに限られており、不定休のため訪問前の営業確認がいる。名湯として知られる宿ほど、こうした事情を抱えていることがある。
自炊設備の中身——「自炊可」の幅は広い
同じ「自炊できる」でも、共用の炊事場に鍋釜が置いてあるだけの宿から、洗濯機まで備えて長逗留を前提にした宿まで幅がある。前掲のとおり肘折温泉 若松屋村井六助は調理設備2か所とコインランドリーを備える。川内高城温泉 竹屋旅館 本館は、食器・冷蔵庫・コンロ・電子レンジ・洗濯機のそろった共用炊事場を持つ。一方、夏油温泉観光ホテルは簡易自炊場のみで食事の提供はない。何日泊まるかを決める前に、宿ごとの設備を確認しておきたい。
混浴——名物の湯が混浴のことがある
湯治宿の看板の湯は、混浴として残っていることがある。大沢温泉の「大沢の湯」は豊沢川に面した混浴大露天風呂で、女性専用の露天風呂「かわべの湯」が別に用意されている。高友旅館の「黒湯」も混浴の大浴場だ。東鳴子温泉 旅館大沼の大浴場「薬師千人風呂」は混浴だが、女性専用の時間帯が設定されている。
地域ごとの傾向
21軒のうち13軒が東北6県に集まった。八甲田・八幡平・吾妻・蔵王・栗駒という火山帯に沿って湯治場が並び、鳴子温泉郷の東鳴子だけで3軒が入る。江戸期に伊達藩の御殿湯が置かれた東鳴子は、歓楽色のない自炊湯治の集落として今も残り、JR陸羽東線鳴子御殿湯駅から徒歩約3〜5分で宿に着く。東北の湯治宿をより広く見るなら、東北の秘湯10選が地域全体の見取り図になる。
https://www.tan-ken.com/ja/blog/dp0ubfgjgk
九州では鹿児島に3軒が集中した。妙見温泉 田島本館は江戸末期に田島十郎次が水田の湧出を見つけたことに始まる妙見温泉発祥の宿で、観光ホテル化せずに湯治場の姿を保っている。川内高城温泉は鎌倉時代の『建久図帳』に記録があり、明治期には西郷隆盛がたびたび逗留した。吹上温泉の中島温泉旅館は伊作島津家・島津忠良の殿湯を引き継いだ宿で、維新前の伊作温泉は「地頭湯」「所湯」「打ち込み湯」と階級別に湯が分かれていた。鹿児島の残る秘湯は、鹿児島県の秘湯記事に収めている。
https://www.tan-ken.com/ja/blog/2v__hzci7
山形の肘折温泉と滑川温泉、宮城の鎌先温泉と東鳴子温泉については、それぞれの県の秘湯記事でも取り上げている。
https://www.tan-ken.com/ja/blog/ds2y_mqv3
https://www.tan-ken.com/ja/blog/bsjx4i18djjd
湯治宿以外も含めた秘湯全般の入口としては、日本三大秘湯と秘湯20選が広い受け皿になる。
https://www.tan-ken.com/ja/blog/j5hf5xrd1sp
総まとめ——何日泊まるかで宿を選ぶ
滞在日数から逆算すると、宿の選び方は絞りやすくなる。
【2〜3泊で湯を試す】 鉄道で行ける宿が現実的だ。東鳴子温泉の3軒はJR陸羽東線鳴子御殿湯駅から徒歩数分にあり、湯めぐりチケットで近隣の湯へも回れる。大沢温泉 自炊部・湯治屋は花巻から、酸ヶ湯温泉は青森市街からバスで入れる。
【5泊以上の長逗留】 長期滞在プランを持つ宿を選びたい。微温湯温泉 旅館二階堂は5泊以上の長期滞在に対応し、西山温泉 元湯 蓬莱館も自炊と食事付きの両方で湯治利用を受けている。玉川温泉と後生掛温泉は湯治部が独立しており、長期滞在の客が今も多い。
【冬に行く】 山中の宿は冬季休業が入る。微温湯温泉は11月下旬で閉まり、豪雪地の湯川温泉 髙繁旅館は道路状況の確認がいる。冬に長く湯へ浸かりたいなら、鹿児島の3軒や和歌山の椿温泉といった西日本の低標高の湯治宿が候補になる。
自炊設備の有無、長期滞在プランの有無、そして予約方法は、宿ごとに大きく違う。各施設の個票ページで泉質・pH・源泉温度・かけ流しの別を確かめ、営業期間と予約手段は公式情報で最新の状態を確認したい。
よくある質問(FAQ)
Q. 湯治は何泊からを指しますか。
日数の公的な定義はない。ただし宿側の設定を見ると、微温湯温泉 旅館二階堂は5泊以上を長期滞在プランとして区分している。自炊部を持つ宿は素泊まりや自炊プランを1泊から受けることが多く、日数を延ばすほど1泊あたりの負担が下がる料金体系を取る宿もある。実際の日数と料金は各宿の公式情報で確認したい。
Q. 自炊部と旅館部はどう違いますか。
同じ宿の中で建物と料金体系が分かれている。東鳴子温泉 旅館大沼の場合、本館が旅館部で1泊2食付きのプランを扱い、湯治館が自炊部として素泊まりや自炊プランを扱う。酸ヶ湯温泉も昭和の趣を残す旅館棟と、自炊・長期滞在向けの簡素な湯治棟に分かれている。湯は同じ源泉を使うのが一般的で、違うのは食事と部屋の設えだ。
Q. 自炊のための道具は持参が必要ですか。
宿によって異なる。吹上温泉 中島温泉旅館は自炊道具を無料で貸し出しており、川内高城温泉 竹屋旅館 本館は食器類・冷蔵庫・コンロ・電子レンジを備えた共用炊事場を持つ。一方で夏油温泉観光ホテルの自炊場は簡易な設備にとどまる。食材の調達先も含め、予約時に確認するのが確実だ。
Q. 車がなくても行けますか。
行ける宿は思ったより多い。鉄道駅から歩ける代表格は東鳴子温泉の3軒で、JR陸羽東線鳴子御殿湯駅から徒歩約3〜5分だ。酸ヶ湯温泉は青森市街から、大沢温泉 自炊部・湯治屋は花巻からバスで入れる。
路線バスのある宿もある。小谷温泉 山田旅館はJR大糸線南小谷駅から村営バスで約35分、川内高城温泉 竹屋旅館 本館はJR川内駅から市の北部循環バスで約40分、肘折温泉 若松屋村井六助はJR新庄駅から大蔵村営バスで約55分、西山温泉 元湯 蓬莱館はJR身延線身延駅から早川町乗合バスで約80分(1日4便)である。二股らぢうむ温泉はJR長万部駅からタクシーで約30分だが、宿泊なら予約制の送迎がある。滑川温泉 福島屋も宿泊客にはJR奥羽本線峠駅からの無料送迎がある。
完全に車が必要なのは微温湯温泉 旅館二階堂で、公共交通の便も宿の送迎もない。
Q. 湯治宿の湯はすべて源泉かけ流しですか。
本記事の21軒はいずれも源泉かけ流しか、それに準じる湯使いをしている。ただし内訳には幅がある。大沢温泉 自炊部・湯治屋は加水と一部循環を併用し、湯屋温泉 奥田屋と西山温泉 元湯 蓬莱館は源泉が低温のため加温したうえで加水せずかけ流す。加水・加温・循環・消毒の別は施設ごとに違うため、個票ページで確認してほしい。
注意事項
- 本記事に掲載している情報(入浴料金・営業時間・泉質データ・営業期間等)は、リサーチ時点の情報をもとに作成しています。誤りや変更が生じている可能性もあります。最新の情報については、各施設の公式サイトや観光協会等でご確認ください。
- 温泉の適応症は環境省が泉質ごとに定めるもので、疾病の治療や治癒を保証するものではありません。持病のある方、妊娠中の方は事前に医師へご相談ください。








