岡山県の秘湯・名湯 12選 — 足元湧出のアルカリ泉が息づく美作の湯を巡る
岡山県は、中国山地の懐に抱かれた美作地方を中心に、全国屈指のアルカリ性温泉が密集する知られざる温泉県だ。湯原・奥津・湯郷からなる「美作三湯」は古くからその名を馳せてきたが、真の魅力は三湯の周辺に点在する足元湧出の名湯群にある。川底から自然に湧き上がる砂湯、江戸時代から湯治客を受け入れてきた共同浴場、1日4組限定の完全予約制の秘湯——いずれもpH9.0を超えるアルカリ性単純温泉で、肌触りはとろりとした「美人の湯」ばかりだ。吉備高原には藩主が開発した冷鉱泉が残り、県境の西粟倉村にはラジウム泉の元湯が静かに湧く。今回は、そのなかから特に個性際立つ12か所を厳選した。
1. 湯原温泉 砂湯(岡山県 真庭市)

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 00:00 - 24:00 | ◯ | ◯ | 12:00-23:59 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:00 - 21:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |

| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 17:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 16:00 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:45 - 14:30 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 - 16:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:30 - 18:00 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12:00 - 16:00 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:30 - 14:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 - 17:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | 11:00-18:00 | 11:00-18:00 |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00 - 19:00 | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 - 21:30 | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
総まとめ — 岡山の秘湯を旅する前に知っておきたいこと
岡山県の温泉は、大きく4つのエリアに分けて巡ると効率的である。
【湯原エリア】 砂湯、真賀温泉、般若寺温泉、郷緑温泉、油屋、八景の6か所が集中する岡山県最大の温泉エリアだ。米子自動車道 湯原ICを起点に、砂湯と八景は徒歩圏内、真賀温泉は車で約5分、般若寺温泉は車で数分、郷緑温泉は旭川上流に向かって約15分の距離にある。油屋は湯原温泉街の中心に位置する。朝に砂湯の無料露天風呂を楽しみ、昼は真賀温泉の幕湯で足元湧出を体感し、午後は般若寺温泉(要予約)で渓谷の絶景を堪能、夕方は油屋か八景で宿泊——という1泊2日のプランが理想的だ。郷緑温泉は少し離れるため、翌日の午前中に立ち寄るとよい。
【奥津エリア】 奥津荘、東和楼、池田屋河鹿園の3軒がいずれも奥津温泉街に集まっており、徒歩で三湯めぐりが可能だ。中国自動車道 院庄ICから国道179号を北上して約30分。3軒とも足元湧出またはそれに準じる良質な源泉を持ち、それぞれ個性が異なるため、半日あれば十分に巡れる。湯原エリアとは車で約1時間の距離にあり、湯原・奥津の2エリアを2泊3日で巡る周遊コースが組める。4月中旬〜5月上旬には奥津渓の新緑、10月下旬〜11月中旬には紅葉が見事で、温泉と渓谷美を同時に楽しめる。
【吉備高原エリア】 小森温泉と湯の瀬温泉は、いずれも吉備中央町の山間に位置する冷鉱泉だ。岡山市街地から車で約1時間。両施設は車で約20分の距離にあるため、半日で巡ることができる。ただし、いずれもバスの便数が極めて少なく、レンタカーが必須である。岡山市や倉敷市からの日帰り圏内にあるため、吉備路の観光(備中国分寺、鬼ノ城など)と組み合わせた旅がおすすめだ。
【県境エリア】 あわくら温泉 元湯は、智頭急行大原駅から車で約15分の西粟倉村に位置する。鳥取方面への旅の途中に立ち寄りやすい場所だが、バスの便は少ないためレンタカーが望ましい。西粟倉村では温泉のほかに、森林セラピーや地域の木工体験なども楽しめる。兵庫県の湯村温泉や鳥取県の三朝温泉と組み合わせた広域の湯めぐりプランも検討に値する。
全体として、岡山県の温泉巡りにはレンタカーが不可欠である。JR岡山駅でレンタカーを借り、湯原・奥津エリアを2泊3日で巡るのが最も効率的だ。冬季(12月〜2月)は中国山地の山間部で積雪・路面凍結が発生するため、スタッドレスタイヤの装着が必要となる。また、般若寺温泉のように完全予約制の施設や、東和楼のように営業形態が変わっている施設もあるため、訪問前に必ず最新の営業状況を確認してほしい。
※本記事に掲載している情報(入浴料金・営業時間・泉質データ等)は、リサーチ時点の情報をもとに作成しています。誤りや変更が生じている可能性もあります。最新の情報については、各施設の公式サイトや観光協会等でご確認ください。







