田代元湯
温泉概要
田代元湯は、青森県青森市駒込、八甲田山の東麓を刻む駒込川の谷底に湧く野湯である。発見の時期は定かでないが、東津軽郡造道村の太田茂助という狩人が狩りの途中に湧き湯を見つけ「茂助湯」と呼ばれたのが起こりと伝わる。1791年(寛政3年)の洪水で流失した後に再興され、明治期には湯小屋が建てられた。1902年(明治35年)の八甲田雪中行軍遭難事件では、本隊とはぐれた2名がこの湯小屋にたどり着き、温泉を口にして厳冬をしのいだ記録が残る。鉱山労働者の湯治場として1963年(昭和38年)頃までにぎわい、最盛期には6軒の旅館が並んでいた。
泉質は硫化水素芒硝泉と記録され、液性はアルカリ性、源泉温度は48℃。湧出量は廃業から30年を経た現在も豊富で、川沿いの湯船に自然湧出の源泉がそのまま注ぎ込む完全なかけ流しである。湯は薄い黄土色にわずかに濁り、硫化水素特有のにおいを伴う。ただし清掃は地元有志による不定期のもので、1週間から10日ほどで藻や堆積物により入浴に適さない状態になるため、常に入浴できるとは限らない。
最後まで営業していた一軒宿「やまだ館」は1995年(平成7年)に廃業し、建物の大半は2003年以降の豪雪で倒壊した。現在残るのは木製の露天風呂と岩風呂の2つの湯船、および屋根の一部が損壊した木造建屋1棟のみと伝えられるが、状況は年ごとに変化するため事前情報の確認が欠かせない。管理者・料金・脱衣所・トイレはいずれもなく、通行も入浴もすべて自己責任となる。建設中の駒込ダム(完成予定2031年)の計画湛水位は標高513メートルで、それより低い位置にある田代元湯は将来水没する見込みである。
温泉情報
| 泉質 | 硫黄泉(硫化水素型) ナトリウム-硫酸塩泉 |
| 温度 | 40℃ ~ 48℃ |
| 湧出 | 自然湧出 |
| 供給 | 源泉かけ流し |
| 加温 | 加温なし |
| 加水 | 加水なし |
| 循環 | 循環ろ過なし |
| 消毒 | 消毒なし |
| 飲泉 | 飲泉不可 |
| 源泉 | 48℃ |
基本情報
| 宿泊 | 不可 | ||||||||||||||||||
| 日帰り | 可 | ||||||||||||||||||
| 入浴料 | 大人 ---円/子供 ---円 | ||||||||||||||||||
| 営業時間 |
|
宿泊/日帰り
宿泊
Accommodation
日帰り入浴
Day Use
入浴料
営業時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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| 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 | 00:00 - 24:00 |
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