三重県の秘湯・名湯 10選 — 枕草子の名泉から奥熊野のトロッコ秘湯まで、伊勢志摩の湯を巡る
三重県は、伊勢神宮や志摩の英虞湾といった観光地のイメージが先行しがちだが、実は北の鈴鹿山脈から南の奥熊野まで、多彩な温泉が帯状に連なる温泉県でもある。平安時代に清少納言が『枕草子』で讃えた日本三名泉のひとつ「七栗の湯」を擁する榊原温泉、養老2年(718年)開湯で1300年の歴史を持つ湯の山温泉、廃坑のトンネルをトロッコ電車で抜けた先に現れる奥熊野の秘湯、そして伊勢志摩の漁村にひっそりと佇む全9室の隠れ宿――泉質はアルカリ性単純温泉から炭酸水素塩泉、塩化物泉まで幅広く、「美肌の湯」を謳う施設が多いのも三重県の特徴である。今回は、そのなかから特に個性際立つ10か所を厳選した。
1. 榊原温泉 湯元榊原舘(三重県 津市 榊原町)
榊原温泉は、平安時代の才女・清少納言が『枕草子』第117段において「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と讃えた日本三名泉のひとつである。その歴史は1000年以上前に遡り、奈良時代には既に伊勢神宮参拝前の「湯ごり(斎戒沐浴)」の地として知られ、927年に射山神社が建立されてからは「神の湯」「宮の湯」とも呼ばれるようになった。江戸時代にはお伊勢参りの隆盛とともに湯治場として大いに賑わった。湯元榊原舘はこの由緒ある温泉地において、約100年にわたり自家源泉を守り続けている老舗旅館である。
泉質はアルカリ性単純温泉で、pH9.5という国内でも屈指の高アルカリ性を誇る。源泉温度は31.2℃のぬる湯で、重曹成分が古い角質を穏やかに除去し、ナトリウムイオンが石鹸のような滑らかな膜を肌に形成する。この二重の作用により入浴後の肌はつるつるすべすべの「たまご肌」になると評判で、日本屈指の「美肌の湯」として広く知られている。榊原温泉で唯一の館内自家源泉100%を誇り、洗い場のカラン・シャワーに至るまで源泉水を使用するという徹底ぶりは他に類を見ない。湧出量は毎分230リットルと180リットルの2本の源泉を有する。
館内には7つの多彩な浴場が揃う。大浴場「まろみの湯」は「むらさき」と「もえぎ」の2種が男女日替わり、露天風呂「おそめ」と「為之助」も日替わりで提供される。源泉かけ流し風呂では31.2℃の新鮮な源泉をそのまま体感でき、貸切展望露天風呂「天つ木の湯」も備える。日帰り温泉「湯の庄」は大人1,000円(浴用タオル付)で9:00から20:00まで利用可能。伊勢自動車道久居ICから国道165号線経由で約15〜20分。
2. 湯の山温泉 寿亭(三重県 三重郡 菰野町)
湯の山温泉は養老2年(718年)、浄薫和尚が薬師如来のお告げにより発見したと伝えられる1300年以上の歴史を持つ古湯である。傷ついた鹿が傷を癒したという伝説から「鹿の湯」の別名でも親しまれてきた。寿亭はその湯の山温泉郷において明治44年(1911年)に創業した老舗旅館で、文豪・志賀直哉が逗留して短編小説「菰野」を執筆するなど、多くの文人貴人を迎えてきた格式ある宿として知られている。
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)で、エマナチオンを多量に含んだアルカリ性のラジウム泉である。無色透明の湯はナトリウムイオン、炭酸水素イオン、フッ素イオンなどを含有し、疲労回復、神経痛、皮膚病、婦人病などへの効能がある。「美人の湯」として美肌効果にも定評があり、肌にしっとりとなじむ柔らかな湯ざわりは長湯しても湯あたりしにくい。
寿亭の魅力は多彩な浴場と歴史的建築が織りなす空間にある。露天風呂からは御在所岳と御在所ロープウェイの雄大な眺望が広がり、6つの貸切風呂は「林泉閣」の石造り風呂3室と「渓声閣」の檜風呂・信楽焼風呂など3室で構成される。昭和4年(1929年)建築の別館「水雲閣」は国の登録有形文化財に指定されており、百年を超す巨木から切り出した梁やコルバーン方式の板ガラスなど、近代和風建築の粋を今に伝えている。日帰り入浴は大人1,000円、子ども500円で11:30から15:00まで。新名神高速道路菰野ICから車で約10分。
3. 湯の山温泉 グリーンホテル(三重県 三重郡 菰野町)
湯の山温泉郷の中で敷地内に独自の源泉を2本保有するグリーンホテルは、湯の山随一の湯量を誇る源泉かけ流しの宿である。地下1,300メートルから汲み上げられる源泉は毎分550リットルもの豊富な湧出量を誇り、加水していない濃度100%の源泉がオーバーフロー式で湯舟からあふれ出す贅沢な源泉かけ流しを実現している。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)で、メインの3号泉は源泉温度45.2℃、pH8.6のアルカリ性を示す。ラドンを含有するアルカリ性の湯は「美人の湯」として評判が高く、入浴後は肌がすべすべになる美肌効果が実感できる。関節リウマチ、腰痛症、神経痛、五十肩、冷え性、疲労回復などへの効能が認められている。
浴場は大露天風呂、屋内大浴場、庭園露天風呂、源泉風呂を男女各1つずつ完備。露天風呂「なごみの湯」では翡翠色の源泉に浸かりながら御在所岳を望む山々の風景を堪能でき、飲泉も可能である。敷地内にはテニスコート約14面やバーベキュー施設も備わる。日帰り入浴は大人800円(平日)・900円(土日祝)で10:00から19:30まで。金曜日が定休日のため注意が必要である。新名神高速道路菰野ICから車で約5分。
4. アクアイグニス 片岡温泉(三重県 三重郡 菰野町)
アクアイグニス 片岡温泉は、2012年に廃業の瀬戸際にあった旧片岡温泉を全く新しいコンセプトで生まれ変わらせた「癒し」と「食」の複合温泉リゾートである。約49,000平方メートルの広大な敷地には、パティシエ辻口博啓のスイーツ・石窯パン、イタリアンの奥田政行、和食の笠原将弘といった日本を代表する料理人たちの店舗が集結している。
最大の魅力は、地下1,200メートルから湧き出す天然温泉を100%源泉かけ流しで楽しめることにある。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、pH8.5、源泉温度45.2℃、湧出量は毎分780リットルと極めて豊富。加水・加温・循環を一切行わない純粋な源泉かけ流しは全国的にも珍しく、ほのかな硫黄の香りが漂うなめらかな湯は「美人の湯」として親しまれている。
浴場は片流れの檜天井が印象的な内風呂と、青々とした竹林が広がる露天風呂(竹林風呂)で構成される。モダンで洗練された空間設計はアートのような美しさを持ち、竹林風呂では風にそよぐ竹の葉音を聞きながら静寂のひとときを過ごせる。日帰り入浴は平日大人600円・土日祝800円と手頃な料金で、早朝6時から深夜24時まで営業、年中無休。新名神高速道路菰野ICからわずか5分という好アクセスも魅力のひとつである。
5. 赤目温泉 隠れの湯 対泉閣(三重県 名張市)
赤目温泉 隠れの湯 対泉閣は、明治初期に赤目四十八滝への滝詣の人々をもてなす茶屋として創業し、昭和期に地下1,000メートルを掘削して温泉を掘り当てた老舗温泉宿である。伊賀忍者が修行を行ったとされる赤目渓谷の麓に位置し、「日本の滝百選」「森林浴の森百選」に選ばれた赤目四十八滝まで徒歩わずか5分という好立地にある。ミシュランガイドにも掲載された実績を持つ。
泉質はアルカリ性単純温泉で、pH8.3の弱アルカリ性を示す。源泉温度は18.0℃と低温のため加温して提供されるが、メタホウ酸やふっ化物イオンを豊富に含み、日本療養温泉規定に認定された「美肌の湯」としての実力は確かである。しっとりと滑らかな肌触りが特徴で、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復など幅広い効能が期待できる。
浴場は忍者の里にふさわしい趣向を凝らした造りで、大浴場「上忍の湯」と「くのいちの湯」は男女日替わり。露天風呂は男性専用「半蔵の湯」と女性専用「かげろうの湯」を備え、貸切露天風呂は2人用「招月」と4人用「水雲」が用意されている。料理は伊賀牛をはじめとする地元食材を活かした会席料理が好評。日帰り入浴は大人1,200円(フェイスタオル付)で10:30から14:00まで。名阪国道上野ICから車で約40分。
6. 火の谷温泉 美杉リゾート(三重県 津市 美杉町)
火の谷温泉は、室生赤目青山国定公園の豊かな自然に囲まれた総合リゾート「美杉リゾート」内に湧く温泉である。布引山地の懐に抱かれた静寂の地で、「火の谷」という印象的な地名はこの地の谷筋に由来する。中伊勢温泉郷を構成する温泉のひとつとして、三重県内の温泉愛好家に親しまれている。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で、pH8.6のアルカリ性を示す。源泉温度は17.5℃の冷鉱泉であり加温して提供されるが、炭酸水素塩泉特有の美肌効果は十分に発揮される。石鹸のような洗浄作用により肌の不要な角質を除去し、毛穴の汚れを取り除く効果がある。効能は筋肉痛、神経痛、関節痛、冷え性、消化器病、慢性皮膚病、疲労回復と幅広い。
浴場は多彩な構成を誇り、内風呂にはヒノキ風呂、岩風呂、伊賀焼の壺風呂など趣の異なる4つの浴槽が並ぶ。伊賀焼は三重県伊賀地方の伝統工芸であり、地域の文化を温泉で体感できる粋な演出である。大露天風呂、サウナ、水風呂、寝湯も完備。敷地内の火の谷ビール工場で醸造された地ビールとコラボした「ビール風呂」は他では味わえないユニークな体験として話題を集めている。日帰り入浴は大人1,200円で11:00から21:00まで。伊勢自動車道久居ICから車で約40分。
7. 香肌峡温泉 いいたかの湯(三重県 松阪市 飯高町)
香肌峡温泉いいたかの湯は、1993年に三重県第1号の道の駅として登録された「飯高駅」に併設された日帰り天然温泉施設である。温泉施設は2004年に増設開業し、櫛田川の清流と香肌峡の雄大な自然を望む絶好のロケーションに誕生した。「香肌峡」の名は、櫛田川が刻んだ渓谷美に由来する。
泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)で、源泉温度20.3℃、pH6.5の中性泉である。冷鉱泉であるため加温して使用しているが、炭酸成分を含む泉質は入浴後も体の芯から温かさが長時間持続するのが大きな特徴である。高血圧や動脈硬化、神経痛、関節痛、冷え性、皮膚病など幅広い効能が期待される。
施設最大の魅力は18槽11種類という多彩な浴槽群にある。内風呂には主浴槽、釜風呂、箱蒸し、薬草風呂を備え、露天風呂エリアには岩風呂、マキ風呂、打たせ湯が並ぶ。さらに寝湯、かめ風呂、サウナ、水風呂も完備。「赤湯波の湯」と「局の湯」は奇数日・偶数日で男女入れ替わるため、日を変えて訪れれば全ての浴槽を堪能できる。料金は大人870円と手頃で、道の駅内のレストランや特産品販売所も楽しめる。松阪ICから車で約40分。毎週水曜定休。
8. 湯ノ口温泉(三重県 熊野市 紀和町)
三重県熊野市紀和町の山深い北山川沿いに位置する湯ノ口温泉は、約700年前の南北朝時代、後醍醐天皇の命により周辺の金山を開発した際に発見されたと伝わる歴史ある秘湯である。環境省より国民保養温泉地の指定を受けており、昭和初期に一度は枯渇したものの、1978年の鉱山閉山後に地下1300メートルで源泉が再発見され、1979年に復活を遂げた。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、源泉温度は44.7℃、湧出量は毎分1,120リットルと圧倒的な豊富さを誇る。加水・加温を一切行わない完全源泉かけ流しであり、毎日すべての湯を入れ替えて徹底した清掃を行っている。塩化物泉ならではの保温効果が高く、湯上がり後も体の芯からぽかぽかと温かさが持続する。
2015年にリニューアルした温泉棟は地元の熊野杉をふんだんに使用し、内湯、露天風呂、立ち湯、寝湯、半身浴、貸切風呂と多彩な浴槽を備える。この温泉のもうひとつの大きな魅力は、入鹿温泉ホテル瀞流荘との間を結ぶトロッコ電車である。かつての銅山の坑道を利用した軌間610ミリの小さな列車に揺られること約10分、暗いトンネルを抜けると山あいの秘湯が姿を現す。日帰り入浴は大人600円、小人300円で9:00から21:00まで。熊野市街から国道42号・311号経由で車で約40分。
9. 入鹿温泉 ホテル瀞流荘(三重県 熊野市 紀和町)
入鹿温泉ホテル瀞流荘は、名勝・瀞峡の下流に面した北山川沿いの高台に建つ温泉宿泊施設である。紀和町は奈良時代に朝廷へ自然銀が献上され、東大寺の大仏鋳造にも銅が供出されたと伝えられる1,200年以上の鉱山の歴史を持つ地域で、温泉と鉱山文化が密接に結びついている。入鹿温泉は1997年に紀和町の第2泉源として湧出した比較的新しい温泉で、2024年6月には新たな源泉への切り替えが行われた。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、源泉温度43.2℃、湧出量は毎分300〜320リットル。無色透明で微弱な硫化水素臭を有し、肌がつるつるになる美肌の湯として評判が高い。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復のほか、自律神経不安定症や不眠症にも適応するとされている。
最大の魅力は北山川の美しい川面を見下ろす露天風呂「やすらぎの湯」で、四季折々の渓谷美を湯に浸かりながら堪能できる。全27室の客室は2016年に全室リニューアルされバリアフリー対応も整う。レストラン「瀞蘭」では熊野地鶏や地元柑橘類など紀州の旬の食材を活かした会席料理が楽しめる。湯ノ口温泉との湯めぐり手形(1,100円)も販売されている。日帰り入浴は平日大人700円、土日祝大人1,000円で12:00から21:00まで。JR熊野市駅から車で約30分。
10. ねぼーや 志摩別邸(三重県 志摩市 阿児町)
三重県志摩市の漁村にひっそりと佇む「ねぼーや 志摩別邸」は、その名の通り「朝寝坊」をコンセプトにした全9室の温泉宿である。敷地内から湧き出す自家源泉「志摩の国温泉 朝寝坊の湯」は毎日100トンもの豊富な湧出量を誇り、小規模だからこそ実現できる贅沢な源泉かけ流しの湯を提供している。2024年9月のグランドオープンを経て、全7室に温泉露天風呂付き客室を備えた隠れ家的温泉宿として注目を集めている。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で、pH7.4の中性泉。源泉温度18.6℃の冷鉱泉であるため加温して提供されるが、炭酸水素イオンを豊富に含むやわらかな湯は「美肌の湯」としての評価が高い。入浴すると肌がしっとりとすべすべになる感触が特徴で、何度でも入りたくなる肌に優しい泉質である。
館内には趣の異なる5つの貸切風呂が用意されている。自然石を配した岩露天風呂「天の光湯」、円形陶器風呂「陶海の湯」、坪庭を眺める檜風呂「檜美の湯」、そして家族風呂「浜姫榊」と「紀伊潮菊」である。約2,000坪の広大な芝生庭園では伊勢志摩の澄んだ夜空に輝く星空を眺めることができる。食事は伊勢志摩の新鮮な地魚を中心にした会席料理が楽しめる。日帰り入浴は貸切風呂50分制で2名2,200円から(12:00〜17:00、要事前問合せ)。近鉄鵜方駅からタクシーで約15分、無料送迎あり(要予約)。
総まとめ — 三重の湯を旅する前に知っておきたいこと
三重県の温泉は、大きく4つのエリアに分けて巡ると効率的である。
【湯の山温泉エリア(北勢)】 寿亭、グリーンホテル、アクアイグニス片岡温泉の3施設は、いずれも菰野町の湯の山温泉郷に集中している。新名神高速道路菰野ICから5〜10分圏内にあり、名古屋方面からの日帰りにも便利な立地だ。午前中にアクアイグニスで朝風呂と一流パティシエのスイーツを楽しみ、昼にグリーンホテルの源泉かけ流しを堪能、午後に寿亭で国の登録有形文化財「水雲閣」の建築美を鑑賞するという贅沢な1日コースが組める。御在所ロープウェイとの組み合わせもおすすめで、特に秋の紅葉シーズン(10月下旬〜11月中旬)は格別である。
【中勢・伊賀エリア】 榊原温泉 湯元榊原舘、火の谷温泉 美杉リゾート、赤目温泉 対泉閣の3施設は、津市から名張市にかけての山間部に位置する。榊原温泉は久居ICから約20分とアクセス良好で、伊勢神宮参拝前に「湯ごり」を体験してから参宮するという古来の旅スタイルが楽しめる。美杉リゾートはJR名松線伊勢八知駅から徒歩15分と公共交通でもアクセス可能だが、名松線は約2時間に1本の運行のため時刻表の事前確認が必須である。赤目温泉は赤目四十八滝と組み合わせた1泊2日の旅程がおすすめで、春の新緑、秋の紅葉シーズンが特に見事である。
【奥熊野エリア(南勢)】 湯ノ口温泉と入鹿温泉ホテル瀞流荘は、熊野市紀和町の北山川沿いに位置し、両施設はトロッコ電車で結ばれている。湯めぐり手形(1,100円)を利用して2つの異なる泉質を楽しむのが定番の過ごし方だ。香肌峡温泉いいたかの湯は松阪ICから車で約40分、国道166号沿いのドライブルートとして人気が高い。奥熊野エリアは世界遺産・熊野古道や丸山千枚田、瀞峡など見どころが豊富で、2泊3日以上の行程を組むのが理想的である。JR熊野市駅が拠点となるが、バスの本数は限られるためレンタカーの利用を強く推奨する。
【伊勢志摩エリア】 ねぼーや志摩別邸は近鉄鵜方駅からタクシー約15分の漁村に佇む隠れ宿で、伊勢神宮参拝と英虞湾の観光を組み合わせた旅程に最適である。全9室と小規模なため、繁忙期は早めの予約が不可欠だ。
季節の注意事項として、湯の山温泉エリアは冬季に積雪があるため冬用タイヤの準備が必要である。奥熊野エリアは台風シーズン(8〜10月)に国道311号が通行止めになる場合があり、事前の道路情報確認を怠らないこと。また、日帰り入浴の受付時間が短い施設(対泉閣は14:00まで、寿亭は15:00まで)もあるため、訪問前に営業状況を確認しておくと安心である。
※本記事に掲載している情報(入浴料金・営業時間・泉質データ等)は、リサーチ時点の情報をもとに作成しています。誤りや変更が生じている可能性もあります。最新の情報については、各施設の公式サイトや観光協会等でご確認ください。









