北海道島牧郡島牧村、泊川支流小金井沢川沿いにある温泉、野湯である。
渡島山中の奥深く、ブナの原生林に囲まれた北海道でも屈指の秘湯である。
一番大きい源泉は小金井沢川横の高台から湧き出しており、黄褐色(見方によっては黄金色)の石灰華ドームを形成している。
源泉のやや下には先人が掘った湯船があり通常はそこを利用する。見晴らしは良く周りの山々の様子を眺めながら入浴できる。
周辺にもいくつか少量湧出の源泉がある。サイトによっては「大判小判の湯」「鳳凰の湯」などと名付けている。
村有林道千早川宮内線の峠付近までは車両通行可能。そこから先徒歩で約23km、約6時間。ヒグマ対策は必須。 ゲートから約9km付近までは定期的に林道の整備がなされているが、その先の林道は整備されておらず、道路崩壊、道の両側から中央にまで草が覆い茂っている個所もある
2023年秋の大雨により林道に大崩落箇所が生じていたが、2024年5月中旬時点において林道ゲートから9.5km付近、2023年秋の崩落箇所より更に手前の神威山南東斜面の林道崩落により徒歩以外での通行は不可能となっている。
北海道道836号島牧美利河線の終点から入るルートは、直線距離は短いが道は各所で断絶しており、泊川の沢登りを余儀なくされる。
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駐車後、徒歩1時間以上かかる