山形県米沢市、吾妻連峰の北斜面、標高1,050mの最上川源流部に位置する一軒宿の秘湯です。米沢八湯の一つで、日本秘湯を守る会の会員宿として知られています。
開湯は貞観2年(860年)と古く、マタギ(狩人)によって発見されたと伝えられています。浴舎が建てられたのは享和元年(1801年)のことです。
最大の特徴は、駐車場から山道を20分(帰りは上り30分)歩いて下り、吊り橋を渡ってたどり着く秘境の温泉であることです。この徒歩でのアクセスが、秘湯の雰囲気と特別感を一層高めています。
泉質はカルシウム-硫酸塩泉(含石膏硫化水素泉)で、毎分780リットルという豊富な湧出量を誇ります。胃腸によく効くことで名高く、古くから湯治客に愛されてきました。源泉100%かけ流しの温泉です。
最上川べりの開放感あふれる渓流露天風呂と、名勝・火焔の滝を望むことができる内湯があります。渓流のせせらぎと滝の音を聞きながら入浴できる極上の癒し空間です。
【営業期間】4月下旬~11月上旬(冬季は雪のため休業)
【注意】駐車場から徒歩20分下り、帰りは30分登る必要があります。歩きやすい靴と服装でお越しください。
JR米沢駅からタクシーで45分、駐車場より徒歩20分(帰りは登り30分)。車では米沢八幡原ICから約20kmで駐車場到着、そこから徒歩約15~20分坂道を下ります。途中吊り橋を渡ります。電話:0238-38-3360(滝見屋案内所)
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