秋田県鹿角市八幡平、秋田焼山の北西部、湯ノ沢源流の噴気地帯最下部に位置する究極の野湯です。登山道を経由してしかアクセスできない秘境の温泉で、野湯愛好家の間で「全国人気投票を行えば上位に入る」と評される名湯です。
泉質は酸性泉で、渓谷に沿って多数の湯溜まりがあり、上流に行くほど温度が高くなり約40℃前後になります。透き通った青白い温泉がふんだんに流れ、新鮮で清冽な湯が特徴です。湯量は豊富で、入浴ポイントは多数あります。
アクセスは後生掛温泉の大駐車場を起点とし、ベコ谷地湿原を経て湯ノ沢へ、そこから野湯(硫黄取りの湯)、鉱山跡を経由し、空沼の狭い稜線を通って焼山避難小屋へ至る登山道を通ります。以前は噴火や有毒ガスにより空沼が立入禁止でしたが、最近規制が解除され、ロープも設置されて歩きやすくなっています。
開放的で壮大な景色の中での入浴は格別で、湯質・湯量・景観すべてにおいて最高レベルの野湯です。
【重要な注意事項】
・野湯のため管理施設なし、自己責任が原則
・登山道経由、登山装備必須
・熊出没エリアのため熊鈴・熊よけスプレー必携
・天候判断と登山計画必須
・単独行動は避けること
・施設、脱衣所、トイレ等は一切なし
八幡平アスピーテライン秋田側の後生掛温泉大駐車場を起点に、登山道を経由。ベコ谷地湿原→湯ノ沢→硫黄取りの湯。登山装備必須。所要時間片道2~3時間。
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