宮崎県西諸県郡高原町に位置する、1784年(天明4年)に源泉が発見された240年以上の歴史を持つ温泉です。明治35年(1902年)に宿が開業し、日本最古級の高濃度炭酸泉温泉宿として知られています。薩摩藩の藩主島津家に仕えていた家老も湯治に利用していたと伝えられています。
最大の特徴は、火山大国の日本でも非常に珍しい「高濃度炭酸泉」で、二酸化炭素濃度は1300ppm以上を誇ります。源泉は21.6度の冷泉で、これを加温する過程で透明から美しい黄金色へと変化します。浴場には黄金に輝く温泉と透明の冷泉の浴槽が並び、交互に入浴することで血行促進や副交感神経の働きを補助する効果が期待できます。
泉質は含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)で、pH6.2の中性です。内湯(温泉・冷泉)と露天風呂があり、11室30名収容可能な温泉宿として営業しています。無料Wi-Fiや大広間、無料駐車場(普通車25台)も完備されており、スポーツ団体や学校団体などの団体利用も歓迎しています。
【車でのアクセス】
宮崎自動車道 高原ICより車で約10分。無料駐車場あり(普通車25台、中型バスは要相談)。
【公共交通機関でのアクセス】
JR都城駅でJR吉都線に乗り換え、高原駅下車。高原駅より車で約7分(タクシー利用推奨)。
【所在地】
宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田7535
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