北海道磯谷郡蘭越町に位置する、農家が10年以上の歳月をかけて手作りした個人経営の日帰り温泉施設です。「らんこし米」で有名な蘭越町で米農家を営む林勝郎さんが、建物や浴槽から露天風呂の庭に至るまでコツコツと手作りしてきました。
2002年(平成14年)、農業用の井戸水を求めて掘削したところ、偶然にも温泉が湧出したことが始まりです。当初は農業用水として利用していましたが、その後温泉施設として整備されました。
最大の特徴は、炭酸ガス(二酸化炭素)を豊富に含む温泉で、特に釜風呂と寝湯の浴槽では、浸かるとあっという間に体が泡に包まれます。この「泡付き」の良さが温泉愛好家の間で高い評価を得ています。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(中性低張性温泉)で、源泉温度36.7℃、48.9℃、pH6.8(中性)です。手作りの温もりを感じる浴場と、炭酸泉の効能を楽しめる秘湯として人気があります。
【営業期間】5月〜10月(冬季休業)
【料金】清掃協力金 大人500円
【営業時間】9:00~19:00
JR函館本線・昆布駅から車で約4分、約3km。北海道道343号線沿い。函館本線の昆布駅から北東へ進んだ場所にあります。季節営業(5月〜10月)のため、事前に営業状況を確認してください。
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