「犬養の御湯」とも言われ、湯屋建築は江戸時代から変わらず、村のシンボルとして温泉街の中心に位置しています。天井も高く、浴槽はあつ湯とぬる湯に分かれており、温度の違うお湯を楽しむことができます。単純硫黄泉のお湯は、疲れた筋肉を癒し、ストレスや緊張をほぐしてくれるといわれています。源泉は大湯です。
特に熱湯は非常に熱く、十分に掛け湯してから入らないと大変です。
電車
JR飯山駅まで新幹線、そこから直通バス「野沢温泉ライナー」で約25分です。
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舗装道で駐車後、徒歩15分以内
温泉街・市街地・住宅地の中
源泉100%かけ流し・特色泉質・歴史価値
野沢温泉は、車や公共交通機関でのアクセスが可能な立地にあり、訪れやすい温泉地です。
しかしながら、日本で唯一「温泉」の名を冠する村であり、温泉文化が村全体に深く根付いている点において、他にはない特別な存在です。
町のあちこちに点在する13の共同浴場(外湯)は、いずれも簡素な造りで、下足置き場と脱衣スペースのみ。観光施設というより、地域の暮らしと密接に結びついた「生活の湯」です。
こうした共同湯の維持・管理は、「湯仲間」と呼ばれる地元住民の団体が行っており、各浴場には源泉から無料でお湯が引かれています。
観光地でありながら、古くからの共同浴場文化が色濃く残る野沢温泉は、秘湯としての味わいも持ち合わせています。