秋田県湯沢市にある、日本でも珍しい滝そのものが温泉となっている野湯です。上流約1kmの地点から湧き出る温泉が沢の水と混ざり合い、落差20mの滝となって流れ落ちます。滝壺や流れ込む沢すべてが天然の露天風呂となっており、全国的にも非常に珍しい温泉です。
泉質は酸性・含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物泉で、pH1.41という塩酸型の強酸性泉です。強い酸性のため殺菌効果が高く、ニキビや水虫、皮膚疾患、切り傷などに効果があるとされ、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などにも効能があるとされています。
入浴適期は7月上旬から9月中旬までの夏季限定で、沢水が混入することで入浴可能な温度になります。それ以外の時期は高温すぎるか低温すぎて入浴できません。
【重要な注意事項】
・水着着用必須
・野湯のため管理された施設ではなく、自己責任が原則
・強酸性のため目に入ると猛烈に染みる。入浴後は必ず体を洗い流すこと
・滝に直接打たれるなど危険な行為は禁止
・冬季(11月上旬~4月下旬)は閉鎖
・2024年7月の大雨災害により市道湯尻沢線が通行止め。川原毛地獄経由で徒歩35分のアクセスとなっています
・簡易更衣室はシーズン中のみ設置
東北中央自動車道「須川IC」から車で35分。現在は市道湯尻沢線が通行止めのため、川原毛地獄駐車場から遊歩道経由で徒歩35分(下り)。駐車場から徒歩15分(通常時)。
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