長野県上高井郡高山村の七味温泉エリアにある、極めて希少な野湯の一つです。七味温泉の通行止めの林道を約30-40分歩き、途中から林道を外れてピンクリボンを目印に藪を進み、川沿いを歩いた先の岩の下に黒い水溜りとして存在しています。この温泉は「これは本当に温泉なのか?」と疑いたくなるほど見つけにくい場所にありますが、恐る恐る手を触れると確実に温かく、天然の温泉であることが確認できます。
アクセスには相応の覚悟と勇気が必要とされており、温泉愛好家の間でも上級者向けの野湯です。お湯に浸かる場合も相当の勇気が必要でした。
標高約1,400メートルの高地に位置し、周囲は手つかずの大自然に囲まれています。泉質の詳細は不明ですが、約42度の適温で、露天風呂として利用できます。入浴料は無料ですが、熊の出没地域でもあるため、十分な注意と登山装備が必要です。四季を通じて利用可能ですが、特に紅葉の季節には周囲の自然美と相まって格別の風情を楽しめるとされています。この温泉へのアクセスには、地図とコンパス、そして山歩きの経験が不可欠です。
七味温泉の駐車場から30-40分
林道をひたすら歩き、途中林道から外れ、ピンクリボンをたどりながら藪を進み、川沿いを進むと、岩の下に黒い水溜りがあります。
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駐車後、徒歩1時間以上かかる
完全な野天温泉です。なぜお湯が黒いのだろうかと自問自答しながら、覚悟を決めて入浴が必要です。
横には綺麗な川が流れているので、体をあらいたい時も、特に心配不要。