硫黄島 東温泉
温泉概要
硫黄島 東温泉(ひがしおんせん)は、鹿児島県鹿児島郡三島村の硫黄島、通称「薩摩硫黄島」の海岸に湧く野湯である。硫黄島は面積11.74平方キロメートル、人口約120人の火山島で、標高703メートルの活火山・硫黄岳がいまも噴煙を上げ続けている。島は約7,300年前に巨大噴火を起こした鬼界カルデラの北縁にあたり、竹島・黒島とともに日本ジオパーク「三島村・鬼界カルデラジオパーク」を構成する。平安時代末期、鹿ケ谷の陰謀に連座した僧・俊寛が流された「鬼界ヶ島」に比定される島でもあり、島内には俊寛ゆかりの史跡が点在する。東温泉に開湯年を伝える記録はなく、海を臨む岩礁に自然に湧いていた湯を、岩をくり抜いて湯船としたものである。
泉質は三島村・鹿児島県観光サイトがともに「硫黄明ばん泉(硫黄ミョウバン泉)」と案内する強酸性泉である。鹿児島大学の坂元隼雄による1961年から2000年までの東温泉31試料の分析(Nature of Kagoshima 第41巻, 2015年)では、pHは1.6〜1.8(幾何平均1.7)、泉温は47.0〜55.8度(幾何平均53.1度)。硫酸イオンが幾何平均4,920ミリグラム毎リットルと塩化物イオンの約4.5倍にのぼり、陽イオンではアルミニウムが400〜960ミリグラム毎リットル前後と群を抜いて多い。明礬泉と呼ばれる所以がそのまま数値に表れており、鉄も100ミリグラム毎リットルを超えることがある。湯は青みを帯びた乳白色から緑色へと表情を変え、硫黄の匂いを伴う。加温・加水・循環ろ過・消毒はいっさい行われない完全な源泉かけ流しである。
浴場は波の砕ける岩礁をくり抜いただけの露天の湯船が3つ階段状に連なるのみで、源泉に近い上段ほど熱く、下段へ流れ下るにつれてぬるくなる。その日の湯温に合わせて好みの湯船を選ぶ。脱衣所・シャワー・トイレといった設備は一切なく、湯船の上手に石を積んだ囲いがあるだけで屋根も男女の別もない。入浴は無料で、混浴のため水着やタオルを巻いての入浴が認められている。管理者は常駐せず、地元住民が定期的に清掃しているため野湯としては概ね清潔に保たれている。2023年(令和5年)6月には湯船の破損で湯が溜まらず一時利用できなくなったが、同年7月末までに三島村により復旧している。
温泉情報
| 泉質 | 酸性-含硫黄・(ナトリウム)-硫酸塩泉(硫化水素型) アルミニウム・鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉 |
| 湧出 | 自然湧出 |
| 供給 | 源泉かけ流し |
| 加温 | 加温なし |
| 加水 | 加水なし |
| 循環 | 循環ろ過なし |
| 消毒 | 消毒なし |
| 飲泉 | 飲泉不可 |
| 源泉 | 55℃ |
| pH値 | pH 1.7 0714 酸性中性アルカリ性 |
基本情報
| 宿泊 | 不可 | ||||||||||||||||||
| 日帰り | 可 | ||||||||||||||||||
| 入浴料 | 大人 ---円/子供 ---円 | ||||||||||||||||||
| 営業時間 |
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宿泊/日帰り
宿泊
Accommodation
日帰り入浴
Day Use
入浴料
営業時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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| 00:00 - 24:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
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