吉野温泉元湯
温泉概要
奈良県吉野郡吉野町吉野山に佇む吉野温泉元湯は、約300年前に開湯し、明治3年(1870年)に旅館として開業した山里の一軒宿である。吉野山は桜の名所であると同時に、大峯山修験道の道場として古くから知られた霊場であった。しかし修験者の中に湯治と偽り戒律を乱す者が続出したため、役所命令により湯宿は一度廃絶。その後、秘密裏に仮設浴場を設けて営業を続けたことから「吉野の隠し湯」「内証風呂」と呼ばれるようになった。明治26年(1893年)には島崎藤村が22歳の春に約1ヶ月滞在し執筆活動を行っており、当時の部屋が現在もそのまま残されている。大町桂月や山中峯太郎ら文人墨客にも愛された歴史ある名湯である。
泉質は含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・中性・冷鉱泉)で、pH6.2、源泉温度13.2℃、成分総計3620mg/kg。遊離二酸化炭素が2183mgと基準値1000mgの2倍以上を含み、日本の温泉で「三大稀少泉質」に数えられる二酸化炭素泉の名湯である。メタけい酸125mgを含み「美人の湯」の基準も満たす。湯は淡黄色で、鉄分の酸化により黄土色に変色し、湯面には炭酸の泡がプクプクと浮かぶ。加温あり・加水なし・循環なし・消毒なしの源泉かけ流しで、浴槽温度は約41℃以下のぬるめに設定されている。
浴場は男女各1つの内湯があり、3〜4人サイズのこぢんまりとした秘湯らしい佇まいである。湧出量は毎分7.9リットルの自噴泉。日帰り入浴は800円(大人・小人同料金)で11:00〜15:00(受付14:30まで)。ただし4月〜5月のゴールデンウィーク期間中は日帰り入浴不可。全7室の宿泊も可能で、チェックイン14:00、チェックアウト10:00。吉野山の桜と修験道の歴史に包まれた静寂の中、文人たちが愛した炭酸の名湯に浸かる贅沢な体験ができる。
秘湯度
総合得点
やや秘湯
アクセス
景色
温泉
温泉情報
| 泉質 | 含二酸化炭素泉 炭酸水素塩泉 |
| 温度 | 13℃ ~ 13℃ |
| 方式 | 源泉かけ流し(加温あり) |
| pH値 | pH 6.2 0714 酸性中性アルカリ性 |
泉質
温度
方式
pH値
基本情報
| 宿泊 | 可 | ||||||||||||||||||
| 日帰り | 可 | ||||||||||||||||||
| 入浴料 | 大人 800円/子供 800円 | ||||||||||||||||||
| 営業時間 |
|
宿泊/日帰り
宿泊
Accommodation
日帰り入浴
Day Use
入浴料
営業時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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| undefined - undefined | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
訪問記録
浴槽タイプ
施設・設備
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