標高約1,100mと妙高高原温泉郷の中で最も高所に位置する燕温泉(つばくろおんせん)。その名は、かつてこの地に多くの岩ツバメが舞っていたことに由来します。雄大な妙高山のふもとに抱かれるように佇むこの温泉は、四季折々の絶景とともに、訪れる人々を癒してきました。
温泉の歴史は古く、弘法大師が発見した湯と伝えられ、明治8年に本格的に開発される以前から、**惣滝(そうたき)**の岩窟の下で湯が自噴していたと言われています。惣滝は日本の滝百選にも選ばれた名瀑で、滝を望みながらの温泉散策も楽しめます。
湧き出る湯は、硫黄の香り漂う乳白色の湯で、「白い湯花」が特徴。さらに、美肌効果のある3つの成分(硫黄、炭酸水素塩、硫酸塩)を含んだ「トリプル美人湯」としても知られ、肌がつるつるになると評判です。戦国武将・上杉謙信の隠し湯だったという逸話もあり、歴史ロマンに満ちています。
また、自然との調和を大切にした露天風呂「黄金の湯」「河原の湯」では、大自然に抱かれながら心も身体も芯から温まる贅沢な時間を過ごせます。秋には紅葉、冬には雪見風呂と、季節ごとの表情が旅情をさらに深めてくれます。
営業時間:日の出~日没
休業日:11月~翌5月下旬、入浴可能期間中は入浴自由です。
燕温泉駐車場より歩いて10分 無料
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舗装道で駐車後、徒歩15分以内
深い森林・渓谷の自然豊かな環境
源泉100%かけ流し・特色ある泉質
お湯はほんのりとした乳白色の硫黄泉で、やわらかな肌ざわりが特徴です。
服を脱ぐための小さな脱衣小屋がありますが、スペースは限られています。
駐車場からは徒歩で5〜10分ほど。