国見温泉は、岩手県岩手郡雫石町の奥羽山脈中、秋田県との県境近くに位置する標高約850mの山間秘湯です。十和田八幡平国立公園内に湧く緑豊かな温泉地として、全国でも珍しい鮮やかなエメラルドグリーンの湯色で知られています。江戸時代から「薬師の湯」と呼ばれ、南部藩の湯治場として利用されてきた歴史ある名湯で、現在も効能の高さから多くの湯治客が訪れています。
慢性胃腸病、神経痛、リュウマチ、皮膚病などに良いとされており、特に慢性の皮膚病・婦人病に良いとされています。炭酸水素塩泉の特性として、皮膚の清浄作用や浴後の清涼感があり、肌がなめらかになると言われています。また、飲泉可能で、コップ1杯のお湯は胃腸病に良いとされていますが、その味は非常に不味い事で有名です。
すべて冬期は休業になるため、5月中旬~11月初旬の季節営業となっています。
宿泊はできず、木造部分の建物は2025年までで建て壊しのようです。
車:東北自動車道盛岡ICより国道46号、岩手県道266号国見温泉線経由で約50分
公共交通機関:JR東日本秋田新幹線の雫石駅よりタクシーで約20分、田沢湖線の赤渕駅よりタクシーで約10分
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駐車後、徒歩1時間以内で到着