長野県松本市安曇、中部山岳国立公園内、安房峠中腹の標高約1,540mに位置する一軒宿の温泉旅館です。日本秘湯を守る会の会員宿で、1915年(大正4年)創業の歴史ある温泉宿です。\n\n1998年に安房トンネル工事による水蒸気爆発の影響で、現在の場所に移転しました。旧施設は国道158号と上高地への県道の交差点付近にありました。移転前の旧露天風呂は、梓川の対岸にあり、釜トンネルの信号待ちをする車からも見える名物露天風呂でした(2005年6月まで)。\n\n現在地からは穂高連峰を遠望することができます。上高地から約9km、旧安房峠道沿いに位置し、上高地観光の拠点、焼岳の中の湯ルートの登山拠点として利用されています。\n\n上高地エリアで唯一の通年営業温泉旅館です。冬季(11月中旬~4月下旬)は上高地が閉鎖されますが、中の湯温泉は営業を継続し、冬の上高地へのアクセス拠点となります。冬季は釜トンネルまでの無料送迎があります(予約制)。\n\n泉質は単純硫黄温泉で、源泉かけ流しです。効能は疲労回復、冷え性、腰痛、糖尿病、神経痛、健康増進などです。原生林に囲まれた静かな環境にあります。
JR松本駅からバスで「中の湯」バス停下車(約80分)。宿泊者は予約制で無料送迎あり。冬季(11月中旬~4月下旬)は釜トンネルまで送迎。標高1,540m。
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