
川湯温泉 仙人風呂

温泉概要
和歌山県田辺市本宮町に位置する川湯温泉は、熊野川の支流である大塔川沿いに湧く全国でも極めて珍しい野趣溢れる温泉です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野本宮大社から車でわずか10分ほどの距離にあり、熊野古道を訪れる参拝者にとっての癒しの場として古くから親しまれてきました。
この温泉の最大の特徴は、川原を掘ればどこからでも温泉が湧き出すという点です。川底からは73度の高温源泉が絶えず湧出し、それが大塔川の清流と混ざり合うことで程よい温度の温泉となります。夏季には訪れる人々が各自スコップを持参して川原を掘り、自分だけのオリジナル露天風呂を作ることができるという体験型の温泉として人気を集めています。
冬季(毎年12月~2月)には、川の水量が減る時期を利用して大塔川をせき止め、横幅約24メートル、奥行き約12メートル、深さ約60センチにも及ぶ日本最大級の露天風呂「仙人風呂」が出現します。この仙人風呂は1985年から地元の熊野本宮観光協会などによって毎年造られており、今や川湯温泉の冬の風物詩となっています。千人が入れるほどの規模から「仙人風呂」と名付けられたこの巨大露天風呂は、青空や星空を眺めながら入浴できる開放感が魅力で、毎週土曜日の夜には「湯けむり灯篭」のライトアップイベントも実施され幻想的な雰囲気を楽しめます。
温泉の歴史は古く、江戸時代初期には既に利用されていたと記録されており、江戸時代に源泉を発見して温泉宿(現在の冨士屋)を作ったのが川湯温泉の起源とされています。1957年には湯の峰温泉、渡瀬温泉とともに熊野本宮温泉郷として国民保養温泉地に指定されました。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、糖尿病、冷え性などに効能があるとされています。また飲用では慢性消化器病、慢性便秘、痛風、肝臓病などにも効果があると言われています。温泉街には昔ながらの素朴な共同浴場「川湯温泉公衆浴場」もあり、日帰り入浴も気軽に楽しむことができます。
川湯温泉は大自然の恵みをそのまま体感できる野趣溢れる温泉として、温泉愛好家の間で高い人気を誇っています。世界遺産の熊野古道と合わせて訪れることで、日本古来の聖地巡礼と温泉文化の両方を味わえる貴重な体験が可能です。
秘湯度
総合得点
秘湯
アクセス
景色
温泉
冬季限定で出現する「仙人風呂」は、川底から湧き出る73度の源泉を川の清流と混ぜ合わせて楽しむという、全国でも類を見ない野趣溢れる温泉です。江戸時代初期に始まったとされ、歴史も感じることができます。
温泉情報
| 泉質 | カルシウム(・マグネシウム)・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 |
| 温度 | 40℃ ~ 73℃ |
| 方式 | 源泉かけ流し |
| pH値 | pH 6.7 0714 酸性中性アルカリ性 |
泉質
温度
方式
pH値
基本情報
| 宿泊 | 不可 | ||||||||||||||||||
| 日帰り | 可 | ||||||||||||||||||
| 入浴料 | 大人 ---円/子供 ---円 | ||||||||||||||||||
| 営業時間 |
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宿泊/日帰り
宿泊
Accommodation
日帰り入浴
Day Use
入浴料
営業時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 06:30 - 22:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
訪問記録
浴槽タイプ
施設・設備
アクセス
車でのアクセス
阪和自動車道「上富田IC」より国道42号線・国道168号線経由で約60分
新宮市街より国道168号線経由で約50分
熊野本宮大社より車で約10分(約5km)
駐車場
仙人風呂専用無料駐車場:約36台(仙人風呂より下流約150m)
公共交通機関でのアクセス
JR紀勢本線「新宮駅」より熊野御坊南海バス・奈良交通バスで約60分、「川湯温泉」バス停下車
JR紀伊田辺駅より龍神バスで約120分、「川湯温泉」バス停下車
南紀白浜空港より明光バス「快速 熊野古道号」で紀伊田辺駅経由で本宮方面へ
バス停からのアクセス
「川湯温泉」バス停より徒歩約2分で温泉街中心部
「ふじや前」バス停より仙人風呂まで徒歩すぐ
地図
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