宮城県大崎市の鳴子温泉郷最奥部、鬼首温泉に位置する一軒宿です。昭和15年創業の歴史ある温泉宿で、客室数は8室のみという小規模な秘湯として知られています。鬼首温泉郷は間欠泉で有名な地域で、あちこちから湯気が立ち上る独特の景観が広がっています。峯雲閣の最大の特徴は、天然の滝壺がそのまま露天風呂になっている「仙人風呂」と呼ばれる野天風呂で、温泉が川となって流れ落ちる光景は圧巻です。
森に囲まれた静かな環境にあり、内湯は男女別、露天風呂と滝壺は混浴ですが、バスタオルや湯浴み着の着用が可能なため女性も安心して利用できます。滝壺の温泉は完全に自然任せで、入浴可能な温度になるのは6月から10月頃までの季節限定です。雨の後は水温が下がり入浴できない場合もあるため、天候に左右される本物の秘湯といえます。
源泉は2本あり、内湯と混浴露天風呂は自家源泉を使用しています。源泉温度は82〜98度と非常に高温ですが、安易に加水せず一晩かけて自然に冷ます方式を採用しており、源泉100パーセントかけ流しの良質な温泉を楽しめます。日帰り入浴の受付時間が10時から13時までと短いのは、湯温を適温まで下げるための清掃と準備時間を確保するためです。
横綱白鵬が入浴する大崎市の観光ポスターにも登場し、宮城県内でも高い人気を誇る温泉です。渓流沿いの露天風呂からは新緑や紅葉も楽しめ、四季折々の自然美と温泉を同時に堪能できる貴重な秘湯として、全国から温泉愛好家が訪れています。
舗装道で駐車後、徒歩15分以内
手つかずの大自然と絶景地形
源泉100%かけ流し・特色ある泉質
車でのアクセス:
東北自動車道古川ICから国道47号・108号経由で約43km、約50分
駐車場:無料駐車場あり(10台)
公共交通機関でのアクセス:
JR陸羽東線 鳴子温泉駅から鳴子温泉地域市営バスで約25〜30分、「間けつ泉」バス停下車、徒歩約5分
または、JR鳴子温泉駅からタクシーで約20分
備考:
吹上温泉への道路は4月から11月まで一方通行規制があります
最寄りのバス停「間けつ泉」から宿まで徒歩5分程度ですが、山道を登るルートです
間欠泉観光スポットのすぐ近くに位置しています
宿泊予約は電話のみ(オンライン予約不可)
当日の飛び込み予約は不可、最低でも3日前までの予約が必要です
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