北海道登別市鉱山町の山中にある野湯です。胆振幌別川支流の鷲別来馬川の渓流脇に畳1畳程度の浴槽があり、湯底から温泉が湧出しています。
1908年(明治41年)に川又兵吉によって発見され、1932年(昭和7年)に孫の輝光が湯治宿を開業しましたが、1956年(昭和31年)の台風で建物が流失し廃業しました。現在は野湯として残っています。
泉質は石膏硫化水素泉で、泉温は約34-36℃とぬるめです。ゆっくりと浸かれる上質な温泉として知られています。
【重要な注意事項】
・熊の出没エリアのため、熊鈴や熊よけスプレーの携帯必須
・川を4つ渡る必要があり、渡渉用の履物(ビーチサンダル等)が必要
・増水時は危険なため入浴不可
・携帯電話の電波が届かないエリア
・単独での入浴は避け、複数人で行動すること
登別市幌別市街地から道道327号を約10km、未舗装林道を4km、駐車場から徒歩約800m(20分)。川を4つ渡渉する必要があります。熊出没エリアのため十分な準備と注意が必要です。
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