トムラウシ温泉 東大雪荘
温泉概要
大雪山国立公園内、標高640メートルの東大雪エリアに位置する秘湯の国民宿舎です。トムラウシ山(標高2,141m)はアイヌ語で「花の多いところ」を意味し、日本百名山の一つとして「大雪の奥座敷」と称され、地元では「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)として崇められてきました。1964年(昭和39年)または1965年(昭和40年)に開湯され、同時期に町民保養所「東大雪荘」が開業し、後に国民宿舎となりました。トムラウシ温泉は、東大雪エリアで唯一の宿泊施設として、登山やトレッキングの拠点として親しまれています。源泉温度は約98℃、pH8.1の弱アルカリ性で、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。毎分110リットルの自然湧出で、100%源泉かけ流しの天然温泉を楽しめます。弱アルカリ性の泉質は皮膚の古い角質や汚れを落とす石鹸のような作用があり、「美肌の湯」として知られています。また、メタケイ酸を豊富に含み、保湿効果が高く、湯上がりの肌はつるつるすべすべになります。大浴場は天井高8メートルの開放的な空間で、露天風呂からはゆうトムラウシ川を眺めながら入浴できます。源泉蒸気を利用した天然温泉スチームサウナは硫黄の香りが特徴的で、65℃のサウナ、10.5℃の水風呂、外気浴が楽しめます。29室の客室はそれぞれ異なる眺望を提供し、和室、洋室、和洋室から選べます。食事には新得産の鹿肉、新得地鶏、ジャージー牛、百合根、椎茸などの地元食材を使った季節会席料理を提供しています。周辺では、望岳台展望台からトムラウシ山の眺望を楽しめ、6月からは車でのアクセスも可能です。小滝(幅5m、高さ15m)はトレッキング初心者でも安心して歩けます。トムラウシ山の「日本庭園」と呼ばれる美しいエリアでは、一面に広がる緑や高山植物、天沼、ロックガーデンなど、写真集のような美しい景色に圧倒されます。秋にはトムラウシ川と紅葉、噴泉塔と紅葉が見どころです。
温泉情報
基本情報
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 祝 | |
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13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 | 13:00▼19:30 |
訪問記録
浴槽タイプ
施設・設備
アクセス
おすすめルート
車: JR新得駅より
その他のルート
タクシー: JR新得駅より
バス: JR新得駅より(登山シーズン限定)
駐車場情報
最寄り駅
【車】JR新得駅より道道718号線経由で約60分~75分。最後の5kmは未舗装道路ですが、冬季も通行可能です。【公共交通機関】JR新得駅よりタクシーで約60分。登山シーズン(7月19日~21日、7月26日~8月17日)にはトムラウシ温泉線バスが運行されます。駐車場は60台収容可能で無料、予約不要です。
地図
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