
乳頭温泉 妙乃湯







温泉概要
乳頭温泉郷の妙乃湯は、秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳に位置する十和田・八幡平国立公園内の秘湯です。昭和27年(1952年)に開業した歴史ある温泉宿で、乳頭山の麓、標高約700メートルの高地に位置しています。
宿の最大の特徴は、宿の前を流れる先達川の渓流沿いにある温泉施設です。2つの異なる自家源泉「金の湯」「銀の湯」を有し、それぞれ全く異なる泉質と効能を持つことで全国的に知られています。特に、渓流の水しぶきを感じながら入浴できる混浴露天風呂は、滝の音を聞きながらの入浴体験として非常に人気が高く、女性にも評判です。バスタオル着用も可能で、女性専用時間も設けられています。
景色の特徴として、原生林のブナの森に囲まれた自然豊かな環境で、四季それぞれの美しさを楽しめます。特に秋の紅葉シーズンは圧巻で、新緑の季節も美しい緑に包まれます。冬は雪景色の中での入浴が楽しめ、一年を通して異なる表情を見せます。
人気度としては、乳頭温泉郷7つの温泉宿の中でも特に女性に人気の宿として知られており、その理由は和モダンな館内の雰囲気、きめ細やかなサービス、そして2つの異なる源泉の相乗効果による高い温泉効果にあります。外国人観光客からの評価も非常に高く、英語での対応も可能です。
秘湯度
総合得点
アクセス
景色
温泉
十和田・八幡平国立自然公園内の乳頭温泉郷にある温泉宿です。昭和27年開業し、リニューアルもあり今の形になっています。
先達川を眺めながら、入る混浴露天風呂の金の湯・銀の湯は格別です!
冬は雪が深く、マイカーで行かれる場合は、アクセス注意です。
温泉情報
基本情報
| 宿泊 | 可 | ||||||||||||||||||
| 日帰り | 可 | ||||||||||||||||||
| 入浴料 | 大人 1000円/子供 500円 | ||||||||||||||||||
| 営業時間 |
|
宿泊/日帰り
宿泊
Accommodation
日帰り入浴
Day Use
入浴料
営業時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:30 - 21:00 | 10:30-15:00 | 10:30-15:00 | 10:30-15:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
管理人訪問記録
乳頭温泉郷と聞くと、真っ白な硫黄泉を想像する人も多いかもしれませんが、妙乃湯は全く違う個性を持つ温泉でした。有名な「金の湯・銀の湯」があり、金色と透明、2つの異なる源泉を持ち、伝統とモダンが融合した空間で、山の幸と海の幸が織りなす食事を楽しむことができます。乳頭温泉は冬の豪雪の中で行くことも有名かと思いますが、夏の乳頭温泉という選択肢も面白くぜひおすすめかと思います。
アクセス
田沢湖駅から国道341号を経由して約40分です。乳頭温泉郷の入口から数分の場所に位置していて、駐車場は宿泊者用に完備されています。JR田沢湖駅から羽後交通バス「乳頭温泉行き」で約50分です。冬期は本数が限られるため、事前確認をおすすめします。
今回は夏の乳頭温泉郷へ
東京が灼熱の7月下旬に訪れましたが、秋田の山間部は驚くほど過ごしやすかったです。乳頭温泉郷は冬の雪見温泉が有名ですが、夏の避暑地としても本当に素晴らしいと感じました。緑が濃く、川のせせらぎが涼しさを運んでくれる季節で、冬とは違った魅力がありました。
伝統とモダンが共存する空間
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到着してまず驚いたのは、建物の新しさと伝統的な雰囲気の絶妙なバランスでした。妙乃湯はかなり歴史のある温泉ですが、建て替えられているため設備はモダンな作りになっていますです。それでも随所に伝統を感じさせる工夫がされていました。
特に印象的だったのは、金の湯・銀の湯がある内湯エリアの壁です。古い建物から移設された木材が使われていて、「これは伝統的な木なんだな」と感じながら温泉に浸かることができました。歴史を感じつつも、モダンな温泉旅館で、心地よい空間になっていました。
2つの異なる源泉を楽しむ
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到着してすぐにお風呂に入りましたが、名物である最初は金の湯と銀の湯を体験しました。金の湯(酸性含鉄泉)は源泉温度85.6℃、pH2.9という数値が示す通り、火山性の温泉かと思います。硫黄臭が強いなどはなく、匂いも強烈ではないですが、鉄系の匂いは感じました。源泉はかなり高いようですが、適切に温度調節されているので、じっくり浸かることができました。
一方で、銀の湯(単純温泉)金の湯とは対照的に、源泉温度30℃、pH6.6と穏やかな温泉でした。透明で本当に水に近い感触があり、単純温泉ならではの優しい肌触りが特徴的でした。こちらは加温されて提供されていますが、源泉自体がかなり冷たいことに驚きました。
同じ宿で全く違う2つの源泉を楽しめるというのは、特徴的ですし、乳頭温泉妙の湯の大きなな特徴ではないかと思います。
時間帯による男女入れ替え制
妙乃湯は時間によって温泉が入れ替わりになります。滝が見える混浴エリアは、まず女性専用の時間帯があり、その後混浴時間となります。混浴時には湯浴み着の着用が可能です。
時間帯によって入れる浴槽が変わるため、宿泊すれば全ての湯船を楽しめる仕組みになっていました。最初は金の湯・銀の湯のある内湯に入り、のんびりしてから夕食を食べ、その後もう一度温泉に入ると、今度は男女が入れ替わって違うエリアに入ることができました。
乳頭川を眺める露天風呂
館内には合わせて7つほどの湯船があります。内湯の金の湯・銀の湯に加え、露天風呂も複数ありました。
特に印象的だったのは、よく写真などでも有名な乳頭川沿いの露天風呂です。夜にはライトアップされた川を眺めながら入浴でき、滝の音を聞きながらの湯浴みは格別でした。朝も同じ場所で入浴しましたが、朝日に照らされた川の表情もまた素晴らしかったです。
貸切風呂も用意されていて、こちらは透明な銀の湯が使われていました。予約制または空いていれば利用可能なシステムのようでした。
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お食事
以前、乳頭温泉鶴の湯に泊まった際は、精進料理のような伝統を感じる料理でしたので、勝手に乳頭温泉郷はそのような料理が一般的かと思っていましたが、しかし妙乃湯の食事は全く違うアプローチで、良い意味で期待を裏切られました。
夕食
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殻付きの生うにが出てきたときは本当に驚きました。めちゃめちゃ美味しかったです。山の中でこれだけ新鮮な海の幸が味わえるとは予想外でした。肉料理も質の高いものが提供され、蕎麦も香り高くて美味しかったです。
デザートの甘味も丁寧に作られていて、最後まで満足度の高い食事でした。山の幸、海の幸が共存する、誰もが楽しめる献立になっていました。
夕食後、外に出てみましたがその外の景色・ランプがまた美しい。
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朝食
藁納豆が出てきたのが印象的でした。焼き鮭を中心とした和朝食で、さくらんぼが添えられていて季節感を大切にしていることが伝わりました。これもめちゃめちゃ美味しかったです。コーヒーも用意されていて、食後にゆっくりできました。
同じ乳頭温泉郷でも、鶴の湯のような伝統的な精進料理とは明確に路線が違います。妙乃湯は現代的な嗜好にも配慮した、幅広い層が楽しめる食事スタイルを採用していると感じました。これは誰でも楽しめるのではないでしょうか。
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夏の乳頭温泉という選択
冬の雪見温泉が有名な乳頭温泉郷ですが、夏の訪問も十分に価値があると感じました。緑が濃く、川の音が涼しさを運び、東京の猛暑から逃れるには最適な環境でした。混雑も冬ほどではないようで、ゆったりと過ごせる点も夏訪問のメリットではないでしょうか。
まとめ
妙乃湯は乳頭温泉郷の中でも個性的な宿でした。2つの異なる源泉、モダンな設備と伝統の融合、山海の幸を楽しめる食事。どれをとっても「乳頭温泉らしくない」選択をしながら、それが心地よい滞在につながっていました。
ぜひまたリピートしたいと思える温泉宿でした。次回は冬の雪景色の中で、ライトアップされた乳頭川を眺めながら入浴してみたいです。
冬も良いですが、夏の乳頭温泉もぜひおすすめです!!
みんなのレビュー
浴槽タイプ
施設・設備
アクセス
車でのアクセス:
東北自動車道盛岡ICより国道46号、341号線経由で約70分。駐車場完備。
公共交通機関:
JR秋田新幹線田沢湖駅前より羽後交通「乳頭温泉」行き路線バスで約50分、「妙乃湯温泉前」下車徒歩1分。片道820円。
航空機利用:
秋田空港よりエアポートライナー「乳頭号」で約120分(事前予約必要、一日4便、片道6,000円)
地図
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