伽藍岳噴火口跡
温泉

伽藍岳噴火口跡

伽藍岳噴火口跡 - 1
伽藍岳噴火口跡 - 2
伽藍岳噴火口跡 - 3
伽藍岳噴火口跡 - 4
温泉
やや秘湯

伽藍岳噴火口跡

温泉概要


伽藍岳噴火口跡は、大分県由布市湯布院町塚原にある活火山、伽藍岳(標高1,045m)の中腹(約800m地点)に位置する火口地帯です。別名「硫黄山」とも呼ばれ、この火口地帯では現在も活発な噴気活動が続いています。火口内には複数の噴気孔があり、硫黄の香りが漂う「地獄」のような景観が広がっています。火口跡の近くには泥火山と呼ばれる地形もあり、1995年に形成され始めたとされています。伽藍岳は鶴見岳を主峰とする火山群の北端に位置し、2003年には気象庁により活火山として認識されました。この地域は別府八湯(浜脇、別府、観海寺、堀田、明礬、鉄輪、柴石、亀川)の温泉の源とも言われています。火口跡の見学は、塚原温泉「火口乃泉」の施設を通じて可能です。

Onsen温泉情報


泉質
含鉄泉
硫酸塩泉
温度
---60
方式
源泉かけ流し
pH値
pH 1.4
Onsen
01234567891011121314
酸性中性アルカリ性

基本情報


大人: 600
子供: 200
営業時間
月曜日09:00 - 18:00
火曜日09:00 - 18:00
水曜日09:00 - 18:00
木曜日09:00 - 18:00
金曜日09:00 - 18:00
土曜日09:00 - 18:00
日曜日09:00 - 18:00
祝日09:00 - 18:00

訪問記録


浴槽タイプ


露天風呂
内湯

施設・設備


サウナ
露天風呂
貸切風呂
家族風呂
食事処
休憩所
マッサージ
タオルレンタル
ロッカー
駐車場
Wi-Fi
クレジットカード
混浴

アクセス


伽藍岳噴火口跡へは、湯布院から県道617号線、616号線を北東に向かって約30分で塚原温泉「火口乃泉」に到着します。火口見学は「火口乃泉」の受付で見学料(大人200円、小学生100円)を支払い、施設の建屋後方から続く整備された山道を徒歩で約5分登ります。最初は緩やかな勾配ですが、途中から斜度がきつくなります。道は整備されていますが、火口付近は柵で囲まれており、安全のため決められた範囲内での見学となります。最寄りの公共交通機関からは距離があるため、基本的には自家用車やタクシーでのアクセスが便利です。

 

噴火口跡からは今も白い噴気が立ち上り、硫黄の匂いが漂う荒涼とした景観は、地球の息吹を感じさせます。塚原温泉「火口乃泉」では、この源泉を引いた内湯と露天風呂で入浴可能です。強酸性のため長湯は禁物で、入浴後は真水でよく洗い流す必要があります。周辺は由布岳や鶴見岳を望む絶景スポットでもあり、秋には紅葉、冬には霧氷など四季折々の自然美が楽しめます。年間を通じて営業していますが、天候により噴火口見学が制限される場合があります。

地図


地図を読み込み中...

マーカーをクリックすると詳細情報が表示されます

秘湯度


アクセス(到達難易度)

2/5

舗装道で駐車後、徒歩15分以内

伽藍岳噴火口跡とその麓にある塚原温泉「火口乃泉」は、湯布院から車で約30分という比較的アクセスしやすい場所にあり、駐車場も完備されています。しかし、その立地は一般的な観光地化された温泉街からは離れており、伽藍岳の中腹という自然に囲まれた環境にあります。また、火口跡自体は徒歩5分程度と短いものの、斜度のきつい山道を登る必要があり、火口付近は原始的な自然が残っています。施設はシンプルで必要最低限のものが整っており、観光客は比較的少なめで、地元の人々にも愛されている静かな場所です。強酸性という特殊な泉質も相まって、温泉マニアには知られた存在ですが、一般的な観光ガイドではあまり大きく取り上げられることがない、隠れた名湯といえるでしょう。そのため、「やや秘湯」と評価しました。

大分県のおすすめ温泉


おすすめの温泉が見つかりませんでした